SSブログ

ビンゴ

披露宴の話の続きです。



ビンゴ大会が始まりました。花嫁の体中に貼られた数字カードを、目隠しされた花婿がはがしていく、ちょっとえっちいな演出です。広東語で読み上げられる数字を、かつてない集中力で聞き取る日本人テーブル。おいらも、よーうし、デジカメ当てるぞーう。と意気込んでおりました。そしてリーチになってすぐ、最初のビンゴが出てしまいました。きゃー惜しい、ようし、次はあたしだ、来い!と鼻息荒くしたら、はい、じゃあビンゴは終わりでーすぱちぱちぱち、はぁ?!カード片手に拍手することなくあぜんとする日本人たち。何ですかこの尻切れトンボな消化不良な不完全燃焼っぷりは。しかも商品は特にない様子。これが香港のビンゴなのか。ま、ふたりがしやわせならいいや。



婿いじめ

中国のしきたりだと思いますが、結婚を申し込むと、そう簡単にうちの娘はやれんよ、ということで男はさまざまな無理難題をふっかけられます。結婚式の朝、嫁さんの家を訪ねてやらされた数々のいじめゲームの様子が上映されました。



例えば、洗面器の氷水にナツメの実が10個くらい入っています。それを足で全部取り出さなければなりません。素足ではなくストッキングを履かされるので、指は使えません、これは相当難しいと思います。その次は後ろ手にしばられ、熱々のおでんをみんなから食べさせら・・・それはうそですが、いろんなゲーム(?)を見ていて「オレたちひょうきん族」を懐かしく思い出し、おでんが食べたくなりましたが、豚の丸焼きやふかひれやアワビでがまんしました。



お開きになったのは午後11時半頃、滞在時間5時間。デザートが出てしばらくすると、三々五々という表現がまさにぴったり、の状態で人々が帰っていきます。それではこれにてお開きとさせていただきます、などのあいさつや、一本締めで、よーぉぉっ、みたいな締めの合図がないので、これもまた尻切れトンボな気持ち悪さを日本人は感じるのでした。人に指示されないと、だめなんですわ日本人。自主性は育たん文化だわ。来て祝いして食べて帰る。ただこれだけのことですもんね、自然にできて、やって、当たり前です。

あーおいしかった、ごちそうさま。けっこんおめおめ〜!
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。