今日の短歌

宿題を集めました。

充

学生が言いました。
「わたしのともだちはねっとちゅうですから。」
ねっとちゅう？ネット中？ネット中毒ってこと？
ネット中　と板書すると、
「ちがいますちがいます、これです。」
と書かれた文字は
充
ネット充・・・
ってあんた・・・

他の学生は　ぽかーん、
「ねっとじゅう　なんですか、どういういみですか。」
こういう言葉は来年あるかどうかわかんないし、いや案外スタンダードになるかもしれないし、扱いに困るのよね。

とりあえず
「ネット充とかリア充って言葉があるけど、これはオタクしか知らない言葉ですから、別にみなさんは覚えなくていいです。」
と流そうとしたら、
「せんせえはどうしてしっていますか。せんせえもおたくですか。」

あっ。

どきっ！

これは聴解問題のテストペーパーなんですが、余白にいろいろメモするもんですよね。

「お前皿どうした？」
思わず　えっ　て頭を押さえました。４番はどう見てもかっぱですし。
はー、びっくりしたー。

かっぱ定着

緑野村住民集会をやりました。（新文化日本語中級　第１６課）
村おこしをするにあたり、賛成反対の意見を言って話し合う活動なんですが、まず役割を決めます。

神主
幼稚園教諭
りんご園経営者
ニート
・
・
・

などいつものように思い思いの役柄になった学生たち。

ひとりが

わたしはかっぱです。

「かっぱ？」
「かっぱぁあ？」
と口々にかっぱという単語を叫ぶ学生たち。
もちろん私のクラスですから、かっぱは導入済みです。

川が汚れると私は生きられません。
反対です。

引っ越せ。

どこへ引っ越せというのですか、川は全部つながっています。

育ててみるもんです。
ちなみにこのクラスは、はうこも浸透しています。
洗脳とはこういうことですね。
洗脳するといろいろと楽な訳なんだな。
なるほどー。
宗教の事がちょっとわかるような気がしました。

めりめりカラオケ

学生とカラオケに行きました。
クリスマスだからケーキです。

ケーキとシャンパンという組み合わせで昏倒。


プレゼント交換なんかもやっちゃったりして、
大変楽しゅうございました。

でも、また「大きな古時計」で、
おじい〜さんの生まれたあさに〜♩
のところを
おじさぁ〜んんの〜♩
とみんなで歌ってました。
こりゃいっぺん授業でやらなきゃいかんな。

たまごをひやします

日本語の自動詞と他動詞っつーのは、外国人学習者にとってやっかいなものです。もー考えなくていいから丸暗記しろ！とミニテストをしました。

たまごを（　　　　　　　）
たまごが（　　　　　　　）
木が（　　　　　　　）
木を（　　　　　　　）

正解は
たまごを割る
たまごが割れる
木が倒れる
木を倒す


なんですが、

たまごを冷やす
たまごが冷える（冷えてるもんねたしかに冷蔵庫で）
木を割る
木が割れる（薪割りのイメージらしい）

まあ、たまごを割れる　という間違いをしてないわけだし、自動詞他動詞としては合ってるし、○でしょう。

たまごを倒す

ってのもありました。
指先でころんと、ですか。
コロンブスの卵ですか。

開けます閉めます
開きます閉まります

もてんで定着しない動詞です。

でも、「寝る前に何をしますか？」という問いに、
「寝る前に目を閉めます。」
というつまらないギャグをかまされました。

自他動詞としては、合ってる・・・
いいや、と聞こえないふりをしました。

ったく丸暗記だっつってんのに。

男女雇用機会均等法

パワ子が生きているうちに、早速カセットテープの音源をデジタルデータ化する作業に入りました。各先生が、これお願い、これも、と持ってくるテープをせっせと取り込みながら聞いていると、新入社員、というテーマで「田中さんは去年入社ですね、ということはちょうど男女雇用機会均等法が施行された年なわけですが、」ってあんた、さっすがテープの時代。うーむ、この教材使える？いいの？

アイフタウハ

こどもの絵日記ね。

最近ヨーヨーが流行ってます。


アイフタウハ？



ぽつんと描かれたアイフタウハ。


アイフタウハ。

だらく

目標を持って勉強していますか？

はい、わたしの　もくひょう　は　だらくしょう　を　もらうことです。



堕落賞？



だらく・・・

賞？・・・


その人の学校では毎学期、一名に努力賞が与えられるようですが・・・

がんばれよ。

何のつもりだ

意味のない段差だらけで、犬のうん○が点在する、おそろしく歩きにくい台北の歩道を歩いている気持ちに似ています。声に出して読んでみましょう、けつがむずむずします。昔の脅迫状はこんなでしたね。紙にマジックとかではなく、ちゃんとどっかに発注したプレートなわけですが、途中で誰か止めるひとはいなかったんですか。日本人が何か言ったところで、素直に聞くような人たちじゃないって話もありますが。

以前の日本語メニューなんて、腹がよじれまくりでしたが、最近正しい日本語が増えてしまって、寂しい限り。こういう看板はとても貴重です。誰かの指摘でとりはずされる際はぜひゆずってほしいと切に思います。お願いだからわたしにぺうくろ。