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オーポン体質

わたしはよく道を聞かれる人間でした。
1ヶ月に3回、ヘタしたら4回くらいは聞かれていたのではないでしょうか。日本でも台湾でもよく聞かれましたが、香港は人が多いからでしょう、聞かれる頻度パワーアップ、ブログに「道聞かれ日記」のカテゴリーを作ったこともあります。

しかし、
あれ?最近聞かれてないな、今月ゼロだ。先月1回おばあさんに聞かれたけど、どうしたんだろう、近寄りがたい雰囲気になったのかオレ・・・などと一瞬考えましたが、おそらく外出することがほとんどなくなったからだと思われます。そう、必要最小限しか出ない引きこもり状態。だあってえ、ゲームとか本とかたくさん買っちゃって忙しいんだもの。引きこもりになって1年くらいになるんだな。
きっと街に出れば聞かれるんです、道聞かれ体質は変わってないと思います。

その代わりなのでしょうか、
最近パワーアップした感があるものがひとつ。

わたし、「フタを開けてくれ」てよく頼まれるんです。ジャムなんかの瓶のフタはもちろん、固くしまっちゃった三脚とか、切れ目のないスープの小袋とか、どうしてこんな手の小さい握力のないか弱いアタシに?不思議です。冗談で頼むのかもしれませんね、でも開いちゃうのよコレが。家では妹が何の迷いもなく父ではなく私に「はいっ」ってびんを渡す、仕事の現場でもおにゃのこが無言でペットボトルを差し出す、そんな毎日でした。海外に出てからはそんなこと頼まれたことはありません・・・・でした

が、

先日、教室で「せんせーい」とキキ(12)にとーても自然に当たり前のようにレモンティーのボトルを渡されました。わたしにくれると言っているわけではないことは明らか、「開けてくれ」依頼です。こっちのペットボトルって信じられないくらい開けにくいのです。子供が大人に開けてもらうのはごく普通のことなんだろうな、と思いながら開けてやりましたさ。すっげー固かった。
その2,3日後、夜のクラスで5分ほど遅刻してきた真由(18)が入ってくるなり、何の脈絡もなく「せんせー」とスーパーレモンキャンディーの袋を差し出しました。そうです、「開けて!」です。言っておきますが、わたしは一言もフタを開けるのが得意だというようなことは話していません。なぜ人はわたしに何かを開けさせたくなるのでしょうか。神様教えてください。

外国製品はことごとく開けにくいです。ニッポンノギジュツ消費者への配慮素晴らしス!マジックカットバンザイ!!


今日の形容詞 [日本語]

少年クラス、形容詞が入りました。
おおきい ちいさい あたらしい ふるい きれい ハンサム・・・

トレーシー(11歳 優子推し)が手をあげて「ゆうこはきれいです。・・・ あ、あっちゃんはきれいです。」(大人に媚びるタイプだねアンタ)
オレ:「そうですね、きれいです。きれいです。まゆゆは?」
トレーシー:「まゆゆはきれいです。」
オレ:「ゆきりんは?」
トレーシー:「ゆきりんは・・・OKです!・・・それから・・・さやかはOKです」

なるほど

オレ:「たかみなは?」
トレーシー:「ちいさいです!」

即答、
素晴らしい。